デンマーク家具を堪能 フィンユールの世界 HOUSE OF FINNJUHL HAKUBA

国内ホテル

デンマークの家具デザイナー フィンユールの家具を堪能できる客室5室だけのホテルが、長野県白馬村にあります。

白馬村はスキーが有名な山岳地帯です。山岳地帯なので夏は登山などのアクティビティが楽しめます。
有名観光地ではないので、がやがやしていることもなく、基本的には穏やかな時間が過ごせます。

THE リゾートな観光地、軽井沢に飽きてきてしまった方がいましたら、ぜひ次は白馬への旅行を計画してみてはいかがでしょうか?
(感染症対策は各自しっかりして、感染予防に努めてくださいね。)

HOUSE OF FINNJUHL HAKUBA

『白馬の森でフィンユールの世界に浸る』
北欧 デンマークの家具デザイナー・建築家 フィンユール。
彼のデザインした家具は、彫刻的で美しく、かつ機能性に優れています。

そんな彼の家具を堪能できるのが、
今回ご紹介するHOUSE OF FINNJUHL HAKUBA(ハウスオブフィンユールハクバ)です。

このHOUSE OF FINNJUHL HAKUBAは、フィンユールの家具を現在も製造しているワンコレクションが運営しています。

そのため、ホテル内にある家具は、基本的にはすべてフィンユールの家具です。
実際に家具を購入するときに、ショールームの体験だけではなかなかイメージが付きづらいと思います。
そのなかで、こちらのホテルは、滞在しながら実際に使用し、購入後のイメージもつけられる、ショールームの役割も果たしています。

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room type

お部屋はダブルルーム、ツインルームにわかれています。
それぞれの客室にはその客室に置かれている家具の名前が付けられています。

私は今までに三度宿泊していますが、すべてダブルルームに宿泊しています。

今回はそのダブルルームを紹介します。


【Chieftain room(チーフテンルーム)】

こちらはフィンユールの代表作チーフテンチェアの名前が付いたお部屋です。

右にあるのが、このお部屋のメイン、チーフテンチェアです。
このお部屋を指定して予約される方も多くいらっしゃるくらい人気なお部屋です。
この写真だと伝わりづらいですが、大人一人が座ってもかなりゆとりがあります。
デンマーク国王が座ったことでも有名で、❝酋長の椅子❞と呼ばれています。
お部屋にはフィンユールに関する書籍が置かれており、ファンにはたまらない空間になっています。
ベッド側からの写真です。
もともとペンションだった建物を改装されて作られたこちらのホテル。
ロフトを壊してあり、天井はとても高くて開放的な空間です。
お部屋自体はそこまで大きいとは言えませんが、天井が高いため狭さを感じません。
照明はルイスポールセンが使用されています。
ここもたまらないポイントですよね。
こちらにはフィンユールがチーフテンチェアに座っている写真が飾られています。

【Japan room(ジャパンルーム)】

神社にある鳥居をモチーフにして作られたジャパンソファの名前が付いたお部屋です。

ジャパンソファはフィンユールの家具の中では一見地味な印象を受けますが、
そのぶん私たちの普段の生活には一番なじみやすい家具なのではないかと思います。
ジャパンルームでの宿泊が一番初めの写真だったため、そのままお部屋の設備紹介もします。
ベッド部分がこちらです。
ツインルームのベッドを2台合わせたような形です。
それぞれのベッドは独立しています。
入口とクローゼット部分。(キャリーケースが置いたままですみません…)
小さい冷蔵庫もあります。
クローゼットの扉側の部分にティッシュ・ドライヤー・バスローブがしまわれています。
こちらがバス&トイレコーナー。
浴室はなく、シャワーのみとなっています。
シャンプー&コンディショナー&石鹸はありますが、
歯ブラシセットやカミソリは用意されていませんのでご注意くださいね。

【Poet room(ポエトルーム)】

赤いポップなポエトソファが中心とされている、ポエトルーム。

モノトーンな室内にこの鮮やかなソファ!映え以外の何物でもない。
(普段映えはあまり気にしないけど、ここではこの言葉が適切だと思った。)
ポエトソファは他のソファに比べてコンパクトです。
この窓枠すらも好みすぎて、窓枠写真も多数撮ってしまいます。
それぞれのお部屋では少しずつ置いてある家具が異なり、また配置も異なっているため、
「自分の家に置くとしたらどんな配置がいいだろう?」という参考にもなります。
お部屋に飾られている写真やポスターも異なるので、それをみるのも楽しみです。

出していただくりんごもすごくおいしくて気遣いがとても嬉しいです。

ダブルルームの紹介は以上です。

ツインルームは、Pelican room(ペリカンルーム)とFrance room(フランスルーム)があります。


こちらも近々泊まる気でいるので写真とご紹介はその時に追記したいと思います。

設備はダブルルームと同じになります。

common space

私がこのホテルで特にお気に入りの場所です。

4か所のラウンジとダイニング、バースペースがあり、
宿泊者が自由に使える共用スペースとなっています。(地下のラウンジ以外は22時までの使用となっています。)

まずは1階のラウンジ。

このラウンジスペースで、チェックインも行います。
こちらにはポエトソファ、チーフテンソファ、ベイカーソファ、45チェアが置かれています。
フィンユールの有名な家具たちですね。
ここにあるだけで、家具屋さんなどのショールームに置かれているフィンユールの家具くらいの数はあります。
この空間がいかに贅沢なことか……
先ほどの写真だとベイカーソファが写っていませんでしたので、ベイカーソファ側の写真も。
こちらのフロアは客室と異なり、黒いフロアランプが置かれています。
ベイカーソファは背もたれが高くあり、包まれるようなデザインとなっているため、
どんな体制で座っても楽で心地よかったです。
45チェアはこの写真だととってもわかりづらくて申し訳ないのですが…
とにかく肘掛の部分が美しいのです……
このテーブルが個人的にとっても好きで、いつか絶対に手に入れたい…
このテーブルはカードテーブルといいます。カードゲームを4人でできる感じですね。
そういうちょっと遊びごごろのある感じも好きです。
チェアはリーディングチェアといって、
うしろの木の部分は横向きで座った時などに肘掛として使えます。
ラウンジ部分とダイニングルームはつながっています。
このチェストの配色抜群にかわいいですよね……

次にダイニングルームのご紹介です。

朝食はこちらでとります。コーヒーと紅茶はフリードリンクとなっています。
自分のタイミングで飲めるので、本を読みながらとかでもいいですね。
照明を落としたところも素敵だし。
日中の明るい時間ももちろん最高です。
この時はクリスマスが近かったので、少しクリスマス仕様になっていてかわいかったです。

次に廊下と階段部分です。

廊下にはペリカンチェアが置かれています。
ポエトソファもそうですが、ペリカンチェアもかわいい感じですよね。
しかし見た目に反して座り心地がとにかくよいのです。
かわいいだけじゃなく、使いやすさも両立しているところがフィンユールの家具の良さですね。
階段と入口につながる廊下の部分には46アームチェアが置かれています。
スリッパがこんなふうに置かれていても乱雑な感じがしないのすごいですよね……
2階の客室前の廊下。
すごい異空間な感じがして、ここも結構好きです。

次に2階のラウンジスペース。

ここすごく素敵なのに写真にうまく撮れなくて歯がゆいです。(笑)
こちらのスペースはジャパンソファのワンシーターとスリーシーターが置かれています。
こちらのホテルでは日本の古道具がいくつも置かれているのですが、
このスペースも足元は畳が敷かれており、真ん中のブックシェルフとして使われているものは、
もともとは囲炉裏だったとか。
やっぱりジャパンソファは和のものとも親和性が高いですね…!!
先ほどはウィンターバージョンだったので、グリーンバージョンも。
反対側からも。
このライトもまた素敵なのです…!!!

次は地下のラウンジスペース。

ここには、チーフテンチェアのソファバージョンであるチーフテンソファ。(販売額230万~のもの…)
グラスホッパーチェア、46ソファなどが置かれています。

このスペースに限らず、このホテル全体に言えることなのですが、
照明は本当に必要最低限です。煌々とした明かりはありません。
それがまた、普段の日常にはないものでいいものだなあと思います。
明るくなったら起きて、暗くなったら休むっていう当たり前のことがいいですよね。
上の写真だと、チーフテンとか見えづらいので反対側も。
こちらは先ほどのラウンジスペースの隣にあります。
ドアなどはありませんが、壁に隔てられています。
こちらにはベイカーソファとペリカンチェアが置かれています。
ベイカーソファからみたペリカンチェア。

次にバースペースです。

こいのぼりが印象的です。
このホテルでは、ドリンクがフリーとなっています。(一部有料のものも)
ここにはワインセラーと冷蔵庫があり、冷蔵庫にはビールとソフトドリンクが入っています。
ラウンジスペースとバースペースはつながっています。

朝食とフリードリンク

こちらのホテルでは夕食付きのプランはなく、近隣の店舗で食事をすることになります。
白馬はお店自体が大きくないため、すぐに予約が埋まってしまうことがあり(特に冬)、事前に予約をしておくのが無難かと思います。
予約時にホテルの方が、近隣のおすすめ店舗を教えてくださいます。

朝食はついており、簡単なビュッフェスタイルとなっています。
品数は大きいホテルと比べると少ないですが、それでも十分な量です。

朝食の写真です。これで用意されているものすべてになります。
私はこの朝食もだいすきなのです。シンプルなのにすんごくおいしい。

次にアルコール類もフリードリンクとなっています。(一部有料のものもあります。)
このフリードリンクは長野県のワイン・ビールがあります。
ワインはボトルサイズ、ビールも瓶なので量が飲めない方はホテルの方に相談してみてくださいね。
(もちろんソフトドリンクもありますのでご安心ください。)

私はここで小布施ワインを飲んでからすっかり虜になりました。
(そして小布施に行く計画も立て中。(笑)
ワインは赤と白が用意されています。

おつまみセットも出してくださいます。これがまたおいしい…!!

ビールは白馬のブルワリーのものです。これもまた他にはない味で結構好きなのです。

私はいつも滞在時はこのラウンジで大半の時間を過ごします。
夜になると、宿泊されている皆さんが大概はこのラウンジに集まります。

共同オーナーさんもいらっしゃり、ほかのゲストの方も交えて皆さんとお話しすることもありました。
(大体はオーナーさんとずっと話していることが多いですが)

三回目の滞在の時は獺祭のスパークリングを持参し、皆さんと飲みました。

このラウンジで皆さんと語り合う時間がなによりもこのホテルが好きな理由です。
大きいホテルのような豪華さや、快適さとは違った、なんだか家のように落ち着く空間なのに癒されて、心底リフレッシュできます。そして、フィンユールの最高の家具の中で過ごせる。
こんな幸せなことありません。
そして次の日からの仕事も頑張れる活力が出ます。

私は、オーナーさんが言ってくださった、
皆さんよくフィンユールの家具を買ってくださるといってくれます。それももちろんうれしいですが、フィンユールの家具は高いです。それを一つ買うだけで、年に2回だとしても、ここに10年は来られる。そういうのもまたうれしいです。
この言葉がとても印象に残っています。そして通うことを決めました(笑)

他の方と話さない時間ももちろん作れます。がやがやとはしていませんので。
日中なんか静かすぎて、初めは小声で話していたくらい静かです。
どちらの滞在も楽しめる、自分で選択できるホテルだと思います。
今流行りのワーケーションにもピッタリだと思います。

今はコロナ禍で外国人の方は少ないですが、それでもパラパラと外国の方を見かけました。

コロナで海外への旅行ができない状況ですが、白馬はなんとなく外国を感じました。

白銀の世界

雪が多い白馬。スキー場も多くありますが、クロスカントリーなどもおすすめだとか。
私も散歩してみました。

雪だるまがかわいくて撮りました。
白馬は街灯がかわいかったです。
雪があるおかげか、夜でも明るく感じました。
氷柱があちこちにあります。

本当はお気に入り過ぎて紹介したくないくらいですが…
この良さは共有すべきと思い記事を書きました……

HOUSE OF FINN JUHL HAKUBAを目的地とした旅行、ぜひ計画してみてくださいね。

ホテル基本情報

住所:〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村北城3020-281


TEL:070-4142-9218
MAIL:reservations@houseoffinnjuhlhakuba.jp

チェックイン:15:00〜20:00
チェックアウト:11:00

公式サイト:HOUSE OF FINN JUHL HAKUBA

アクセス:長野自動車道:安曇野I.C.より約60分
上信越自動車道:長野I.C.より約60分
北陸自動車道:糸魚川I.C.より約60分

駐車料金:無料
駐車台数:最大5台

白馬駅、八方バスターミナル、近隣のスキー場への無料送迎可。(事前に希望時間の連絡をお願いいたします。)

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