その土地の暮らしを楽しめる宿 HOUSE HOLD

国内ホテル

富山県氷見市にある、海辺のビルをリノベーションされた客室二室、
ご夫婦おふたりでされている宿&喫茶&ギャラリーのご紹介をします。
(今回は一人で宿泊していませんが、ひとり旅でぜひ訪れたいと思ったのでご紹介します)

勝手口からの旅。

『勝手口からの旅』これはおふたりが、打ち出されているコンセプトです。

このコンセプト通り、こちらのお宿ではその土地の普通の暮らしが楽しめます。

自宅ではないどこか。でも心落ち着けて、なんだか地元に帰ってきたような気分でのんびり過ごせる。
そんな気持ちになれる素敵なお宿です。

夜の写真ですみません。

のんびりと海を眺めて過ごす。

お部屋は2室となっており、
・窓から海が見えるコンパクトなつくりの nami
・大きな窓が開放的なnamiと比較するとゆったりとしたつくりの yane

という目的に合わせた滞在ができます。

私は今回namiの部屋に宿泊しました。

namiのお部屋は大きいクイーンベッドがどーんとあって、
それから小さな洗面台があるだけの本当にコンパクトな作りです。

写真を撮り忘れていて、チェックアウト前に撮ったので、布団が乱れていてすみません…
この入口のドアと、洗面台がとにかくかわいかったです。
いわゆる映えスポット…

お風呂はお部屋にはなく、共用のシャワーコーナーがあります。またトイレも共用です。
私たちは近くの銭湯まで行き、そこでも地元生活を楽しませていただきました。
そんな楽しみ方もまたいいかもしれません。

お部屋から海を眺められることができて、海側はちょうど日の出の方角です。
天気が良ければお部屋にいながら、ベッドに横になりながら朝焼けがみれます。

夜は心地いい波音を聞きながら眠りにつくことができます。

お部屋からの日の出の海。天気はいまいちでしたが、日の出を待つ時間もよかったです。
波音を聞きながら、地元のシードルを飲んでみたり。

普段海を眺めてぼんやり部屋で過ごしたり、海沿いを散歩することってなかなかないですよね。
観光よりもそんな時間を過ごせる、それもこのお宿の魅力だと感じました。

お宿の1階がカフェスペースなので、お部屋がコンパクトでも全然困りませんでした。
天気が良ければ、テラスにも出られますのでそこでお茶してもいいかもしれません。
(トンビに要注意!!!)

屋上からの眺め。
テラス席から眺める海辺。
テラスはyaneの部屋と隣接しているので、ほかの方が滞在されていると若干気まずかったです(笑)

他にはないホテル内装

このホテルの内装については、オーナーご夫婦のセンスが光りまくっているなと感じました。
古いものが好きな方にはとってもツボだと思います。

赤い階段。
昔の温泉宿っぽいですよね。
窓から見える景色が、なんだか絵画みたいだなあって思えてこの写真がすごく好きです。
古い天井と、壁、それから電気、飾ってある花瓶のバランスが好きです。
階段踊り場。
2階のギャラリースペース。
展示はその時々で変わります。
展示内容についてのアナウンスはHOUSE HOLDさんのInstagramでされています。
1階喫茶スペース。夜で明かりを落としていますが、窓が大きくとられているので、とても明るいです。
どの写真も暗くて本当に申し訳ないです…
喫茶スペースのキッチンは、喫茶営業終了後、宿泊者は使用できます。

おいしい朝ごはん

HOUSE HOLDさんはB&B(BED&BREAKFAST)なので、宿泊に夕食はついていません

朝食のみの提供となるのですが、その朝食がおいしいのです…!!!
宿泊していない方にも、朝食のみでいらっしゃる方もいるとか!

地元の食材を使ったシンプルな作り立ての食事、シンプルでもこんなに美味しいんだと驚きを隠せませんでした。

1日目は、近くのお豆腐屋さんのがんも、蒸し野菜、お魚のアラのお味噌汁、炊き立てご飯でした。
このどれもがおいしい……がんもがこんなに美味しいとは…!!!
2日目は、近くのお豆腐やさんのお豆腐、魚のすりみ揚げ、お味噌汁(なんだったか忘れてしまいました)、ご飯でした。
写真2枚目の自家製ソースがおいしくて…これをお豆腐にかけて食べました!

この朝ごはんを食べられただけで、来た甲斐あったなと思いました(笑)

自分たちで選択できる夕食

先ほども書きましたが、HOUSE HOLDさんはB&Bなので、夕飯が付きません。

オーナーご夫婦がおすすめされているのは、喫茶スペースのキッチンを使用し、
地元のもので料理をすること。

家庭の、まちの中の日々の営みを「料理」を通して知り楽しむ。
旅先のホテルや旅館でプロのつくった食事を楽しむのもいいけれど、その土地の旬の食材を手に入れ自分たちで料理する。
料理をすることそのものがこのまちの豊かさを一番味わえる。

HOUSEHOLD (household-bldg.com)

こんなことを書かれたら、「料理」してみたくなっちゃいますよね?!
でもせっかくの港町…お寿司も食べたいのが本音。
今回は2泊の滞在なので、どちらも味わうことにしました。

お寿司は地元のおすすめ店をオーナーご夫婦にお伺いして2店舗行ってきました。
お手頃な値段でとびきりおいしい回らないお寿司を食べることができとても満足。
氷見は寒ブリが有名とのことで、いつかの冬に再来を誓いました。
(すみません、お寿司屋さんの写真はありません。お二人におすすめ伺ってみてくださいね。)

2日目は、事前にお魚を予約しておいていただき、作りました!

無駄な食材を作りたくなかったので、冷凍食品なども活用。
調味料や調理道具は貸していただけます。
鯛、イカ、白エビこれで1000円くらいでした!!!安くて驚き。
そうして試行錯誤の上できあがったのがこちら。
魚なんてさばいたことなかったのでドキドキしながら…(私はやっていませんが)
味は普通に美味しくできてよかったです。(笑)

こんな風に地元の食材を使って自分たちで何かを作るってほとんど初めてだったので、この記憶も楽しく残っています。ほかではなかなか体験できないことですよね。

器はこの食器棚から自分たちで選択することができ、お皿好きの私はそれすらもたのしくすごしました(笑)
客室のあるフロアにもグラスやちょっとしたお皿が用意されています。

氷見漁港で競りを見学

HOUSE HOLDさんは氷見漁港の近くにあります。
平日は競りの見学ができるとのことで行ってきました。

結構近くまで下りられます。とても活気がありました!
鳥が驚くほどいて、人間と動物の共存の世界…って感じになりました(笑)
食堂もあり、ボリューム満点でおいしそうでしたが、とてつもなく混んでいました。

なかなかあの距離感で競りをみられることはないそうで、とてもいい経験となりました。

なんだかかっこよく撮れた写真も一緒に載せておきます。

皆さんも競り見学、ぜひ行ってみてくださいね。一見の価値ありです。

サプライズもできます。

今回は誕生日旅行での滞在だったので、オーナーご夫婦に「サプライズをしたいのですが…」とご相談したところ、様々なご提案をいただき、事前にヴィクトリアケーキを注文させていただきました。

スペシャルすぎるケーキ。重そうに見えますが、案外そんなこともなく。
ふたりで2日かけて食べました(笑)
もしサプライズをされたい方はオーナーご夫婦にこっそり相談してみてくださいね。

基本情報

公式サイト:HOUSEHOLD (household-bldg.com)



住所:〒935-0013 富山県氷見市南大町26-10

アクセス:
〈高速道路〉
・北陸自動車道 小杉I.C.から40分
・能越自動車道 氷見 I.C.から10分

〈電車〉
JR氷見線 氷見駅徒歩7分
詳しいアクセス方法については公式サイトをご覧ください。
(東京から、名古屋からなども記載されてあります)

予約は公式サイトまたはairbnbから可能です。

暮らすように旅する、そんな旅行もたまにはいかがでしょうか?


また、オーナーご夫婦に癒されること間違いなし!
お二人を見ていると思わず笑顔が溢れちゃう、ラブラブなあったかいご夫婦です。
わたしもこっそりとお二人のファンとなりました。
次回再訪時の目標はお二人と写真を撮ること、寒ブリを食べることです(笑)

おまけ

氷見の街中風景。

いたるところにハットリくんがいました。

富山市にもいってきました。

隈研吾さん設計の富山市の図書館。こんなの近くにあったら通う…美しすぎました。
富山県庁にあるd&departmentにも行きました。
新旧入り混じった路面電車もみられました。

富山への旅行、皆さんも計画してみてくださいね。

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プロフィール
管理人:つん
つん

看護師をしている女です。

急にできたおやすみから、ひとり旅を始めました。
実際の旅行記や、旅行お役立ち情報を更新していきます!
このブログではひとり旅以外の旅行記も書いていますが、ひとり旅でもどれも楽しめると思って書いています。
写真を撮ることも好きです。
ブログの写真は基本的に、自分で撮ったものです。

つんの女ひとり旅ログ
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