東京ぶらり散歩~3331 Arts Chiyodaと旧岩崎邸~

国内旅行

こんにちは、つんです。

今回は東京ぶらり散歩シリーズ半日バージョン再びです。
(なんだかんだはじめたこの記事形態も、気づけばちゃんとシリーズ化)

今回はNOHGA HOTEL AKIHABARAに宿泊後、半日だけぶらりと散歩した記事を書きます!
NOHGA HOTEL AKIHABARA、コスパ最高だったのでぜひこちらもご覧ください~

それでは本題スタート!

今回の記事はFUJIFILM X-E4 フィルムシュミレーション:クラシックネガで撮影しています。

元中学校を使用したアートセンター。

まず初めにホテルから出てわたしが向かった先は、3331 Arts Chiyodaです。

3331 Arts Chiyodaは、旧千代田区立練成中学校を改修して誕生したアートセンターです。

2010年の開館以来、現代アートに限らず、建築やデザイン、身体表現から地域の歴史・文化まで、多彩な表現を発信する場として、展覧会やトークイベント、ワークショップなどを定期的に開催しています。

また、地域住民や近隣の子どもたちとのアートプロジェクトの実践や地域行事への参加なども当館の重要な活動のひとつです。

3331について|3331 Arts Chiyoda|アーツ千代田 3331

元中学校を改修したアートセンターで、以前から存在は知っていて気になっていたもののなんだかんだ行けていない場所でした。
NOHGA HOTELから徒歩10分ほどで行けることを知り、せっかくだからと思い行ってきました。

見た目は普通に学校ですね(笑)

私が伺ったときにはアニメ系の展示がされていました。
何があるのかよくわからないまま伺いましたが、実際中に入ってもやっぱりよくわからないままでした。(笑)

でも中は雰囲気のある感じだったので、せっかくだからと写真に収めてきました。

入口の所にはバカでかいベンチがありました。これもきっとなにかのアートがらみのものだと思います。クラシックネガ×雨だったので湿度が伝わる感じの写真になりました。

紐の部分はアサガオを育てているようでした。きちんと見なかったけどいろんな地名が書いてありましたので合同プロジェクトなのかも。

館内に入ると大きく開けたスペースがあって、レンタルスペースとして貸し出されているようでした。もともとの学校の感じが残っていてよかったです。

奥にフィルム好きな人にはおなじみのlomographyがあり、思わずテンションが上がり。
「土曜日なのにやってないなんて…」と思っていましたが営業時間になっていなかっただけでした。

手前にはショップ&ギャラリーがありアートに関するものが多く置いてありました。当たり前か。

アマビエさんかわいくて一瞬買おうかという気持ちに(笑)

奥にはさらにスペースがあり、かえるスペースというエリアがありました。
かえるスペースではかえっこという活動をしているそう。

「kaekko」(かえっこ)は、使わなくなったおもちゃをカエルポイントに交換する仕組みを使って、子どもたちが自発的に様々な活動や体験をする「遊びの場」です。

かえるステーション|施設案内|3331 Arts Chiyoda|アーツ千代田 3331

とってもいい仕組みだなと感動…!
使われなくなったおもちゃがただ捨てられるだけではなく活用される素敵な場でした。

ここがかえるスペース。今はコロナ禍のため実際に子供たちが遊ぶことが難しいようですがこれからも続けていってほしい活動だと感じました。

そしてかえるスペースの横にはなにやら気になるアート作品が。

恐竜なんですが、こちらよくよくみるとなんとおもちゃでできています。

ここでもかえっこが生かされています。この時は気づきませんでしたがこちらの恐竜は現在東京で開催されている東京ビエンナーレのアート作品だったようです。
(後日ノーガホテル秋葉原で再遭遇しました。それはまた後日の記事にて。)

東京ビエンナーレの公式サイトはこちら。

Tokyo Biennale 2020/2021 (tb2020.jp)
東京ビエンナーレについてもしっかりと調べていないのですが、興味があるのでもしいろいろ見に行った際にはまた記事にしたいと思います。

かえるスペースの奥にはラウンジスペースがあり、休憩だけではなくこの手前にある本棚の本を読んだりすることができるそうです。コロナ禍のためラウンジスペースの利用は制限されていました。

このほかに1階にはメインのギャラリースペースがありました。

そちらは特に興味がないので見ていません。

他にはこんな風にいろいろなアート作品展のフライヤーが置いてあったり、

こんな取り組みをしていたり。これは大人版かえっこって感じですね。

昔ながらの手洗い場にフロアマップが書いてあったり。このスペース好きです。

さりげなくエレベーターもあって、ここはlomographyナイズされててかっこよかった。

カフェもありましたけどやっていませんでした。土曜なのにやってないのはまさかだった。

そして私が特に好きだった階段スペース…!!!!(どこでも階段好きなこと多い)

階段さえもアートスペースです。写真たくさんある(笑)

クラシックネガで撮影するこの階段がとってもフィルム風で大好き…!

THE学校な鏡もありましたのでさりげなく映り込み写真も撮ってみました(笑)

さてとほかのフロアに。

地下はギャラリースペースとなっていますがあまりやってませんでした。

ギャラリースペース自体が広いわけではないので、こんなご時世だし仕方ありませんね。

そんなわけで地下の写真ほぼなし。(笑)

このマップはなんのマップだったのか…中に見える学校の椅子がいい味出してました。

さてと2階。

2階もアートギャラリーフロア。それに加えて体育館がありました。(中は見てません)
事前申請していれば一般の方でも使えるようでした。

2階では廊下の写真も撮ったりしたのでサクッと載せていきます。

照明の関係か黄色っぽく映った。

廊下部分はありありと元学校感が残っています。

会議室がそのままなの好き。

ちょこっと外にも出てみたり。本当に外観はただの学校です。当たり前なんだけど。

手洗い場シリーズはより一層フィルム感あふれる写真となりました。

下駄箱はちゃんと下駄箱として使われてました。

偶然出会ったlomography本店。

3階も似たような感じでよくわからなかったのでいかず外のベンチでボーっとして過ごして時間をつぶし、待っていましたlomography開店!

あ、フィルム興味ない方にも簡単にご説明。

lomographyは現在もフィルムを生産しているオーストリアのメーカーです。ビビッドな色合いが特徴です。
そんなlomographyの直営店舗はまさかのこのアーツ千代田だけ。
たまたま来たけどいくしかないですよね。

店に入る前からかっこいいんだわ。lomoらしさが溢れててテンション上がる。

ちなみに閉まっているときはこんな感じ。これでも写真好きは心をくすぐられるよね。

さきほどの入口部分を違う角度でとってみました。
人の顔を踏むの踏み絵感あってためらうけど、いざ入店!

ギャラリー機能も兼ねているのでこんな風にカメラの展示もされています。

ショップカードは入口の写真と同じです。これがまた素敵。

店内はわりとこじんまりとしています。

手軽なコンパクトフィルムカメラからわりとしっかりしたものまでおいてあり、もちろんフィルムも種類豊富に置かれていました。しっかりサンプル写真をみていくつかフィルムを購入。
期限切れのモノクロも買ってみました。モノクロあまり撮らないから楽しみ。

さりげなく掲げられていた10Golden Rules。lomo好きに限らずカメラ好きにあてはまるなって思って。これからも楽しく写真撮りたい。

lomography+

住所:〒101-0021
東京都千代田区外神田6丁目11−14 3331 Arts Chiyoda 1F 102
営業時間:12:00~18:00
定休日:月曜、火曜

こんな感じのグダグダな探検でしたが、初めてのアーツ千代田を堪能しました。
古きよきものを活かしてあるのとても好きだなあってしみじみと感じました。
あたらしいものもいいけど古いもの好きだな。

私邸だったとは思えない名建築、旧岩崎邸。

さて次にわたしが向かったのが旧岩崎邸庭園

歩いている道中、土屋鞄がありました♪やってなかったけど…

岩崎邸についてはこちら↓

旧岩崎邸は、1896(明治29)年に三菱を創設した岩崎家の第三代当主・久彌の本邸として建てられ、往時の3分の1の面積を持つ園内には、洋館、和館、撞球室の3棟が現存し、洋館と撞球室は、日本の近代建築史に名を残す英国人建築家、ジョサイア・コンドル。洋館に併置された和館は、名棟梁大河喜十郎の施工と言われています。

旧岩崎邸庭園 | 上野の文化施設 | 上野文化の杜 (ueno-bunka.jp)

先日の記事でも書きましたが、こういう洋館系が好きなわたしなのでGooglemapをみて是非とも行こうと思ったわけです。

現在はコロナ禍のため予約入場制となっています。ネットで予約してチケット売り場でQRコードを見せます。

門を通ると砂利道です。ヒールだったし雨だったから歩きづらかった…(笑)

建物に入る前の段階から荘厳な作りです。

チケット売り場でチケットを購入し、いざ館内へ。

ほら!!!!!外観からやばくないですか?これが個人宅だったの冷静に考えるとすごい。財閥すごい。

ちなみに当時は1万5千坪の敷地に20棟もの建物が並んでいたそう。現在は3分の1の敷地となっているそうですが、いやそれでも全然広かったけどね…。
スケール感違いすぎてもはや何がなんだか状態。

現存しているのはこの写真の洋館・和館・撞球室(ビリヤード場のことをそう呼ぶそうです)の3つです。
庭園は改装工事中でした。

悲しいことにこちら、内装は文化財保護のため撮影禁止とのこと…。
以前は撮影が可能だったのか、Instagramなどには写真載っています。ぜひ見てみてください。
とにかく、さいっっっっこうに素敵な建物で内装がすんばらしかった。写真が撮れないことが悔しくなるくらいには最高だった。

語彙力の乏しい私では伝えきれないのが悲しいですが、天井がシルクの刺繡をしてある布貼りの部屋とか(ここはとにかく美しすぎてずっと上向いて眺めていたら首おかしくした)、あとは全体がピンクの部屋とか。階段も最高だったし、とにかく非の打ち所がない素敵さ。
先日紹介した東京都庭園美術館よりもちょっとデコラティブな感じなので、シンプルモダンが好きな方はちょっとくどく感じそうだけど、響く人には響くと思われます。

ちなみに洋館は来賓用に使われていて、家族の生活の場は和館だったとか。
このクオリティを来賓用に使うなんて財閥の人の考えることはわからない……。

そして文化財保護もわかるんだけどあのすばらしさをいろんな人に伝わってほしいから、庭園美術館みたいに期間限定とかでいいからぜひとも写真撮影可能にしてほしいなって個人的には感じました。
密になるし人であふれそうだから数は制限してほしいけどね。

(なんか調べたら平日は撮影して良いそう…今度平日に出直してきます…)

せめても外観だけでも載せておきます…。

これは撞球室。これさりげなく地下で先ほどの洋館とつながってます。すごい。
この撞球室だけで一般家庭のお家くらいの広さあります。

和館と洋館とはこんな柵?なんていえばいいんだ…もありました(笑)

ガッツリ工事中です。いやーもう言葉を失う細工の細かさと、この窓枠すらも素敵だし、サンルームの格子窓も好きだし、とにかくツボすぎた。(こういう家に住みたいわけではない。)

入口に貼られていた写真で雰囲気だけ感じ取ってください。(笑)
ちなみに上段3枚目が撞球室、下段1枚目が和館、2枚目が洋館の階段部分です。

一見の価値大有りなこちらの空間。入場料も安いし、上野公園のすぐ近くなのでぜひこのへんのエリアに立ち寄られた際には訪れてみてください!

なにせ写真がないので、岩崎邸の紹介はこれにて終了!今度撮影してきたら追加します。

旧岩崎邸庭園

住所:〒110-0008 東京都台東区池之端1丁目3−45
電話番号:03-3823-8340
開園時間:午前9時~午後5時
(入園は午後4時30分まで)
休園日:年末・年始
(12月29日~翌年1月1日まで)
入園料:大人400円

上野にてランチ。

チェックアウトしてから終始歩き回っていたのでおなかぺっこぺこだったのでご飯に…。

土曜だったこともあり、丁度時間もティータイムで純喫茶はどこも満席そう。
ふらふらしていて見つけた味のあるお店に入ってみました。

カウンター席だけの味のあるお店でした。一人行動慣れてくると、こんな一見入りづらそうなお店にも入れるようになってしまうという…(わたしはビビりなのでそれなりに勇気は必要だけども)

おかず食べて待っててねって出してくれるところ、今どきのお店にはない感じがしてすき。

そして到着しました出来立てのカニクリームコロッケとハンバーグ!
ずっとやっている洋食屋さんの味がして、ほっこり癒されて笑顔になって食べました。
ご飯の量も聞いてくれて優しい。
また好きなお店が増えました!

キッチン台栄

住所:〒110-0005 東京都台東区上野6丁目9−1
電話番号:03-3835-1739
営業時間:12:00~19:30



これにて今回の半日ぶらり散歩は終了です。

また次回~!!!

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